私のDateの想い出を。

f:id:chicha_kysmkal:20220228120846j:image7ORDER LIVE TOUR 2021-2022 "Date with......."

全33公演完走おめでとうございます。

この状況で無事に3ヶ月間誰ひとり欠けることなく完走できたのは、彼ら自身の努力ももちろんあるとは思うけれど、それだけではなくて、本当に奇跡としか言いようがないなと。

長かったようで、短かった3か月…。
今更だけど私の記憶の記録です。

 

2021.11.27

思いでの場所で。

忘れもしない、ツアー初日。

私が憧れた街。私の青春時代の思い出の街。立川に7ORDERがやってくる。
ツアーが発表されたその日からずーっとドキドキしていて、でもどこかフワフワと現実味のない夢の中にいるような感覚だった。
当日になってもそれは変わらなくて、あの頃と同じルートで立川に向かうのに、大好きな人たちを観に行くというのが信じられなかった。

公演が始まってすぐに「立川〜!!!」って煽る彼らの声を聞いて、鳥肌が立った。
10年以上も前の私が憧れたあの場所。当時の私が頑張って掴み取って良かったなあ…と、改めて噛み締めて、涙がこぼれた。

ツアーが始まる前からも、始まってからも、最後の公演も、ずっとずーっと「立川から始まって〜」って言い続けてくれた7ORDER。
彼らの目に私の憧れの街思い出の街立川はどう映ったのかな…。

また立川で公演してくれたら嬉しいなあ。また来てね!

今回、はぎやくんと一緒にツアーを回ったはぎやくんのアクスタ*1関羽*2
各会場で写真が上がっていたけれど、立川だけ上がらなかったのは寂しいなあ…。
私は今もまだ『関羽@立川』のお写真待ってるからね…!!!

振り返ってみて。

実は初日の公演の記憶はほとんどない。
初日でセットリストを追うのに精一杯だったり、アルバム曲メインだから知らない曲が多かったり、あとは席もこのツアーで1番良かったのもあって、間近で観る7人に圧倒されていたらあっという間に終わってしまった。

Rest of my lifeで6人が奏でるハーモニーの美しさと優しくて暖かい歌声にただただ圧倒されたこと、らんれおのカシスで会場中が息を飲んだあの空気感、MONSTERでぶち上がったこと…本当にところどころしか記憶がない。
アンコールが雨が始まりの合図とSUMMER様様の2択で「ごめんね萩谷パート」と言われてそこでようやく1曲目の雨が始まりの合図ではぎやくんの歌い出しがカットされていたことに気づいたくらい。

夏の武者修行ツアーからDate with.......の初日までたったの2ヶ月半。
こんなにも違うものが生み出せるのかって驚くくらい、全く別の作品だった。
ライブ全体の雰囲気やテーマはもちろん、曲ひとつとっても全然違っていて…。
彼らは一体いくつの引き出しや顔を持っているんだろうか?きっと彼らも知らない彼らの引き出しがまだまだたくさんあるんだろうなあ…と、早くもこれから先の7ORDERに対する期待で胸がいっぱいになる初日だった。

なにより、彼らは個人での活動もあるから、ツアーとツアーの間は全員が全力で次のツアーと向き合えるわけではなくて、今回は10月にさなぴーと顕嵐ちゃんが舞台に出演していて…という状況でこれだけの作品を創り出せる彼らってやっぱりすごいんだなあ…と再確認。
思い返してみれば夏のツアーでも直前に舞台や諸々の個人仕事が入っているメンバーが複数いる中で武道館と全く異なる作品になっていたことに驚かされたなあ…。

たくさんの感情が詰まった11月27日の初日が終わって、次の私のデートの約束は、彼らのメジャーデビュー日である1月13日。
1ヶ月半も間があいてしまって寂しかったけれど、TLに各地での公演の様子が流れてくる度に、少しずつ「ああ、そんなこともあったなあ…」と初日の記憶を思い出し、噛み締めながら過ごした。

2022.1.13

モチベーションを失った日。

そんな中での事件というか、私の中での気持ちに変化が起きたのは年明け1月7日。
もしものMVが公開されたのがきっかけだった。

感想はツイートの通りだからここで深堀りはしないけれども、
私が想像していたもしもの世界観とかけ離れ過ぎていたことにものすごくモヤモヤして、「もうこのツアーで7ORDER最後かもなあ~」って思ってしまうくらいモチベーションがゼロどころかマイナスに振り切れてしまったくらいのインパクトだった。

メジャーデビュー1周年の日。

そんな気持ちで迎えた1月13日。
正直なところ、名古屋に行くかすら迷っていたくらい、私の気持ちは落ちていた。
昼夜共に席も良いわけじゃないし、某ウイルスの感染者も急増しているし…と、行かない理由をたくさん並べては、毎日悩んで向かった名古屋の地。

昼公演。
席について、オープニングを眺める私の心はまだ凍てついていたはずなのに、1曲目『雨が始まりの合図』が聞こえた瞬間、私の心は彼らの虜になっていた。
ついさっきまでモヤモヤしていたことも、モチベーションがゼロだったことも、全部全部嘘みたいに「楽しい!」「7ORDERが好き!」の気持ちでいっぱいになった。
ずっとずっと楽しくて、ペンライト振りまくって、踊って、息をのんで、泣いて、笑って…。とにかく感情が心が身体が全てが動かされた。

終演後には、なんでこんなにも素敵な人たち、素晴らしいパフォーマンスを手放そうとしていたんだろう…。とつい数時間前までの自分を悔やんだし、でもそれでもこの場所に来ることを選んだ自分に感謝もした。

私はやっぱり、7ORDERが好き。7ORDERのパフォーマンスが好き。そう強く噛み締めた特別な公演になった。

7ORDERのパフォーマンスには、人の心を惹きつける求心力がある。
それを改めて感じた1日だった。

2022.02.19-20

突然の緊張

今回のツアーでは、7ORDERとしては初めてのアリーナ公演が予定されていた。
正直、ツアーが発表された時は初日の会場に気持ちが全力で向かっていたのと、ぴあアリーナは私にとっても彼らにとっても思い出の会場というわけでもないこと、アリーナ公演は7ORDERとしては初めて、というだけで、彼ら7人にとっては二度目だし…ということもあって、あまりぶわっという気持ちの盛り上がりはなかった。

それが、横浜公演前日、通勤中にiPhoneから流れてくる夢想人を聴いて、彼らがアリーナに立つ姿が瞼の裏に浮かんだ瞬間、突然これまで経験したことのない緊張に襲われた。

その日の仕事は大荒れで、(今思えばこの日が悪夢の始まりだった…)夜中まで仕事をしていたのだけれど、駆け込んだ終電車の中で、私の気持ちは高揚していた。

7ORDER初めてのアリーナで

迎えた2月19日。

ソワソワとした緊張で目が覚めた。

昼公演はこのツアー初めての1人。喋って緊張を発散することもできず、高鳴る鼓動と孤独との闘いだった。

会場に入ると、そこには夢にまで見たセンステ、花道…これが彼らだけのものだと思うともうね、その時点で涙が頬を伝っていた。

LIVEが始まった瞬間、大きなスクリーンに映し出されるオープニング、広い広いメインステージに立つ7人の姿を見て、ずっとずーっと泣き続けてた。青空と爆弾で花道を駆け抜けるモロの姿に泣き崩れてしまった。楽しいと嬉しいと良かったといろんな気持ちでぐしゃぐしゃだった。

あんなにも嬉しそうな顔で花道を駆け抜ける人たちを、センステに立つ人たちを好きになれて応援できて良かったなあ。と心の底から思えた2日間だった。

2022.02.26-27

思い出の地で。

彼らの思い出がたくさん詰まった代々木第一体育館。彼らにはこの場所をツアーの締めくくりに選んだ意図はなかったかもしれない。
けれど、敢えてこの場所を最後の地に選んだのではないかな…と思いたくなってしまうような言葉の数々。

私は当時の彼らのことは好きな人たちの横にいる人たちとしてしか見ていなかったので、この地に彼らとの思い出はないのだけれど、そんな私でも胸に込み上げる何かがあった。

途切れてしまった愛の日々。

彼らは7ORDERとして生まれ変わったのではなくて、愛の日々からちゃんと今日まで同じ道が続いているんだなあ。と。ただそれが表には見えないだけなんだろうなあ。と。

そう噛み締めながらの4公演。

立川から代々木まで

改めて33公演お疲れ様でした。
何度でも入りたくなる楽しい公演でした。

虹色の景色も、真っ白な景色も、真っ暗な中観るRomlも、ペンライトを置いて両手で楽しむバンドスタイルも、全部全部宝物です。

終わっちゃって寂しい。また来週末にはDateがありそうなそんな気がしてしまう。
11公演入っても飽きることなくそれだけ楽しいツアーを創り上げる7ORDERを好きになれて良かった。

幸せだよ。

これからの7ORDERの未来に期待!

*1:アクリル製ではない

*2:ながつからのお誕生日プレゼント。多分言葉じゃ説明できないので、分からない方は安井くんの誕生日~の流れを見てほしいのでFC動画へGO!