『WE ARE』CHAPTER 07 QUADROPHENIA-さらば青春の光-

WE ARE 7ORDER 1st PHOTO BOOK 発売おめでとうございます。

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1冊丸ごと7ORDER。7ORDERの7人だけの1冊。
"この1冊の重み全てが7ORDERなんだ"そう思うと、とてつもなくこの1冊の重みが愛おしいね。

※ここから先はネタバレというか、一部内容に踏み込んだ感想になります。回れ右するならば今だよ※

 

一瞬の輝きをまとうその表情を閉じ込めた

ページをめくる度にふわっと香るインクの香りが、ドキドキを加速させていく感覚。

この写真集が撮影されたのは1年前なので、ちょうど私が彼らから目を離していた*1時期。
だからこうして今写真集という形に残してくれたことで、あの時の彼らを補完している。

やっぱり、びっくりするくらい7人はいい顔をしていた。
顔の造詣が美しいとか、そういう話ではなくて、表情がいい。やる気や喜び幸せ…たくさんのエネルギーの溢れる顔をしている。
不安がないわけではないんだろうけど、自分たちを信じて、自分たちの目指す道を突き進んでやるっていう覚悟を感じる顔。

あの頃の私には眩しすぎたこの14の瞳をこうやって今直視することができているのが不思議な感覚。

こうやって、大切な彼らの最初の1年を写真集という形に残してくれているのがとてもとてもとても嬉しい。

どのはぎやくんもとっても素敵な表情をしているけれど、私が一番好きなはぎやくんはCHAPTER 04の1枚目のはぎやくんです。(清楚系好青年大好き)

QUADROPHENIA

今回のはてブロの本題はここから。CHAPTER 07について。

『CHAPTER 07 QUADROPHENIA』第7章は各個人へのインタビューと7人での対談になっていた。

QUADROPHENIA

タイトルに用いられていたのは聞いたことのない単語だった。
QUADROから、どことなく"4"を感じたけれど、今さら彼らが4にこだわることに少し違和感を覚えて、辞書を引いたけれど、大学受験を乗り越えたウィズダム英和辞典にも載っていないこの単語。
調べてみると「四重人格」という意味と共に「さらば青春の光」と日本語で訳された1970年代のイギリスの青春映画のタイトルがヒットした。

7ORDERについて、彼ら自身についてが語られる章のタイトルとして「四重人格」はあまりにも相応しくない。と私は思う。
…ということは、だ。
彼らがこのCHAPTER 07 QUADROPHENIAに込めた意味は「さらば青春の光」だったのではないか。と。

一気に鳥肌が立った。

さらば青春の光」もしかするとこの『WE ARE』Chapter07は彼らがジュニアとして、Love-tuneとして輝いていたあの青春の日々への決別なのかもしれない。
7ORDERとして輝く現在との区切りなのかもしれない。

 

そして「QUADROPHENIA」という映画のストーリーを調べてみるとカウンターカルチャー(既存文化への対抗)が描かれた映画だという。

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https://gyao.yahoo.co.jp/store/episode/A175254001999H01

これは偶然なんかじゃない。そう確信した。
日本語訳に込められた意味も、この映画を選んだ意味も絶対にある。

実際にインタビューの内容を読んでいても、"あの頃"については決して触れられていない。彼らが何に抗っているのかはわからない。
けれど、きっと彼らには何か思うところがあって、だからこそ今もこうして7人で7ORDERとして、未来をHappyを創造し続けているんじゃないかな。とそう思った。

 

こんなのただのオタクの想像だし、どこまで彼らの想いが込められているのかなんてわからない。
けれど、あんなにも全てに意図を追求する彼らのことだ。絶対にこのCHAPTER 07に込められた意味はあるはず。そう私は信じている。

永遠を願ってもいいですか

CHAPTER 07のタイトルに翻弄されていたけれど、内容もなかなか濃いものだった。

WE ARE、全部読んだけど、何度も読んだけど、まだ咀嚼しきれない。

でもね。この7人には永遠を願ってもいいのかな。ってそう思わせてくれた。あれだけ何度も永遠なんてないと知ってしまっているのに。

私は小学生のころからずっと関ジャニ∞が好きだった。
担当だった内博貴くんが抜けてもずっと、関ジャニ∞が好きだった。
8人に願っていた永遠をいつの間にか『この7人なら絶対に』と永遠を信じていた。

 

だからこそ、今にも消えてしまいそうなSnowManにあんなにものめりこんだのかもしれない。
現場の度に「これが最後かもしれない」という気持ちで、お手紙を書いていた。
ずっと不安だったから、ずっと全力だった。今を逃したくないって、そう思っていた。
2018年3月25日。横浜アリーナで聴いたSnowDream。初めて彼ら6人に永遠を確信した。

 

その直後、関ジャニ∞からすばるくんの脱退が発表されて、やっぱり永遠がないことを知った2018年。
あんなに勢いのあったLove-tuneがいなくなって、ジュニアは儚いことを思い知らされた2018年。

 

なのに、私はSnowManの6人の永遠を信じてやまなかった。

 

SnowManの増員に関ジャニ∞から亮ちゃんの脱退…これでもか!ってくらい、永遠がないことを思い知らされた2019年。
もう永遠なんてこりごり。そう思った2019年。

ユニット名に人数や頭文字を入れることのリスクをあれだけ知っているはずの彼らが、自らのユニット名に『7』を入れた気持ちを聞けたことで、改めて彼らの覚悟を感じた。

 

この7人なら、永遠があるかもしれない。
だから、もう一度、永遠を信じてみても良いかな。

そうやって思った『WE ARE』CHAPTER 07。

 

ずっとずーっと7人一緒に笑っていられますように!

 

*1:7ORDERとして活動開始した直後はイケダンMAXも毎週見てたり、それこそMobile会員だったりしていたけれど、SnowManと比べて悔しくて辛くて、夏以降は追うのを辞めてしまっていた。